



この記事では、痔瘻の初期症状に「かゆみ」ってあるのか?また、その原因や対処法、その他の症状まで解説します。
この記事で得られる情報
✅痔瘻による肛門周辺の「かゆみ」の原因や対処法
目次
1、痔瘻の初期症状でかゆみ?原因や対処法は?
①痔瘻の初期症状に「かゆみ」ってあるの?
痔瘻の初期症状に「かゆみ」があるか?ないか?を問われたら、
「かゆみ」はあって当然
と言えます。
以下でその理由を解説していきます。
②痔瘻の初期症状「かゆみ」の原因は?
痔瘻という病気は、直腸あたりから細菌によるしわざで腸壁に穴が開き、どんどんトンネルを掘り進められ、出口を求めて肛門以外の皮膚に穴を開けて体外とのつながりを持ってしまうような恐ろしい病気です。
そして、その開けられた穴(瘻孔=ろうこう)から、多量に『膿(うみ)』が出てくるのです。
しかも、肛門とは違い括約筋で絞めるようなことが出来ませんので、常に膿はダダ漏れ状態となります。
この痔瘻のトンネルから次々に漏れ出してくる『膿』が肛門周辺を汚染し、かゆみの元になるケースが多いのです。
③痔瘻の初期症状「かゆみ」の対処法は?
痔瘻によりシートン法手術で約6か月かけて痔瘻を完治させた私が行っていた対処法は、
ワセリン
を塗るということです。
痔瘻になってからもシートン法手術をしてからの治療期間中も、本当に多量にワセリンを肛門周辺に塗ったくっていました。
2、痔瘻の初期症状の「かゆみ」以外の症状は?
①痔瘻の初期症状で最もやっかいな症状とは?
痔瘻の初期症状として「かゆみ」もやっかいな症状ではあるのですが、もっともやっかいだったのは、
膿(うみ)の臭い
です。
とにかく臭いです・・・。
周囲の人に気づかれるレベルです。
普通に考えりゃわかるのですが、大便が出てくる直腸から漏れ出てくる膿ですから、仕方ないですよね。
私も仕事中に

って若い女子社員に気づかれることがありました。
もう本当に誰とも会いたくありませんでした。
②痔瘻の初期症状の前によくある症状とは?
痔瘻はほとんどのケースが『肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)』とういう病気を経由してなることが多いです。
私もこのパターンでした。
先述したように、痔瘻という病気は、
直腸あたりから細菌によるしわざで腸壁に穴が開き、どんどんトンネルを掘り進められ、出口を求めて肛門以外の皮膚に穴を開けて体外とのつながりを持ってしまう
というものですので、体外への出口の皮膚が破れるまでは『膿(うみ)』が体内に溜まっていくのです。
これがハンパなく痛いのです。
しかし、あっけなくこの膿溜まりがあっけなく破れてしまう人も中にはおられるようです。
その場合は、『肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)』になっていることに気づかず、突然『膿(うみ)』が染み出してきたり、かゆみが発生したりすることになると思われます。
3、まとめ
痔瘻の初期症状でかゆみ?原因や対処法は?その他の症状はある?という内容で解説してきましたが、まとめると、
✅肛門の洗浄後にワセリンを塗って対応
✅「かゆみ」よりも「臭い」に一番悩まされる
ということでした。
痔瘻という病気は、本当にただの「痔(じ)」ではありません。切れ痔やイボ痔と並んで、痔の3大疾患などと言われたりしますが、絶対にあなどってはいけません。
よろしければ私の地獄の体験談も見ていってくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。