
痔瘻のシートン法の体験談に関するブログや記事が少なくて困っていないでしょうか?
私がその一人でした。
痔瘻のシートン法を受ける前、私はかなりの情報を集めました。
そして、どのサイトにも
といったような事が書いてあり、かなり楽な気持ちで手術を迎えたことを覚えています。
しかし、
現実はかなり違ったのです・・・。
このブログ記事は、これから痔瘻のシートン法をまさに受けようとされている人向けに書いています。
私の体験談が痔瘻のシートン法手術のことで悩むあなたの一助となればそれほど嬉しいことはありません。
長い体験談なので段階別にpart.4まで分割して書いています。どうぞお付き合いください。
目次
1、痔瘻のシートン法体験談part.1 【肛門周囲膿瘍編】
出典:写真AC
痔瘻という病気は、だいたいこの
肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)
という病気を経てなるようです。
細菌が、直腸と肛門の間くらいの腸の壁に穴を開け、肛門ではない所へ出口を求めてトンネルをつくってしまう病気です。
こう聞くと本当に恐ろしいです。
そのトンネルが膿の通り道となり、体の外へ出る出口が出来るまでは膿が体内に溜まっていきます。
だいたい肛門付近にこの出口が出来るので、肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)です。
この肛門周囲膿瘍がとにかく痛かったことをよく覚えています。
この肛門周囲膿瘍は切開して膿を出す手術が行われます。
そして、膿を出すとウソのように痛みは引くのですが、ここからが痔瘻の始まりです。
詳しくは【関連記事】痔瘻のシートン法体験談【激闘6か月】part.1~肛門周囲膿瘍編~へどうぞ。
2、痔瘻のシートン法体験談part.2 【痔瘻とシートン法手術編】
肛門周囲膿瘍を切開し膿を出すと、痛みが消えたのはいいのですが、事実上、直腸内と身体の外とがつながってしまうわけです。
だってもとは細菌が、直腸あたりの腸壁から穴を開けて身体の外まできているわけですからね。なんとも信じられないような現象が起きているわけです。
私はノンキに
などとふざけて言って周りの人を笑わせていました。
この先の地獄も知らずに・・・。
この「痔瘻(じろう)」というものは痛みこそないものの、自分の経験上、と~っても気持ちが悪いです。
そして、私は痔瘻の手術である「シートン法」を日帰りで受けることになります。
まぁ、お尻だけに想像に難くない悲惨な手術でした・・・。
詳しくは【関連記事】痔瘻のシートン法体験談【激闘6か月】part.2~痔瘻とシートン法手術編~へどうぞ。
3、痔瘻のシートン法体験談part.3 【術後の生活編】
痔瘻のシートン法の手術を終えた私は、インターネットの情報や担当医の話から、
といった言葉を安易に受け止め、気楽な気持ちでいました。
なんて感心していたことを覚えています。
しかし、
本当の地獄はここから始まるのでした・・・。
詳しくは【関連記事】痔瘻のシートン法体験談【激闘6か月】part.3~術後の生活編~へどうぞ。
4、痔瘻のシートン法体験談part.4 【ゴム脱落と後遺症編】
痔瘻のシートン法手術から、はや4ヶ月。
と思っていたら、その日は突然訪れました。
こんな当たり前のことに感動を覚えてしまったことを忘れられません。
そして、気になっていたゴム脱落後の後遺症のようなものですが、手術前に医師からも説明があったように、私の場合は「肛門のゆるみ?」のような感じが完治後約1年たった今でも残っています。こればかりは仕方ないようですね。
詳しくは【関連記事】痔瘻のシートン法体験談【激闘6か月】part.4~ゴム脱落と後遺症編~へどうぞ。
5、まとめ
痔瘻のシートン法体験談を
・part.2 ~痔瘻とシートン法手術編~
・part.3 ~術後の地獄生活編~
・part.4 ~ゴム脱落と後遺症編~
と各ステージごとに分けて書いてきました。
痔瘻のシートン法に関する情報って、このブログ記事でいうところの、part.2のみがほとんどなのですよね。
でも、痔瘻のシートン法手術による治療って、もっと長い目で見ないといけない病気なんです。
個人差はあれど、最低でも約半年はつぶれてしまう覚悟でいたほうがいいです。
私を含め痔瘻のシートン法の体験者の人たちは、手術前にインターネットの情報や医師の話を聴いていただけではきっと思ったはずです。
だと。
だって医師側の目線では、この痔瘻のシートン法は、
程度のことしか言っていませんからね。
痔瘻のシートン法を体験した約6か月の地獄の日々は、間違いなく私にとって過去最高に苦痛の日々でした。
この痔瘻のシートン法の体験談が、誰かの役にたつことを願ってやみません。