
痔瘻(じろう)のシートン法の体験談に関するブログ記事や情報が少なくて困っていないでしょうか?
まさに、1年前の私がその一人でした。
痔瘻のシートン法手術を受ける前、私は出来る限りの情報を集めました。
そして、ほとんどのサイトに書いてあった内容は、
というものでした。
そのおかげで、かなり楽な気持ちで手術を迎えたことをよく覚えています。
しかし、現実はかなり違っていたのです・・・。
このブログ記事は、まさにこれから痔瘻のシートン法手術を受けようとされている人向けに書いています。
痔瘻のシートン法体験談【激闘6か月】の第四章
~『ゴム脱落と後遺症編』編 ~
です。
私の体験談が痔瘻やシートン法手術のことで悩むあなたの一助となればそれほど嬉しいことはありません。
目次
1、痔瘻のシートン法体験談chapter.9|ゴム脱落
①痔瘻のシートン法のゴムは突然取れる?
その時は突然訪れます。
私は幸い、シャワーを浴びている時に、急にポトリとゴムが落ちました。
何の痛みもなく突然にです。
取れた後もお尻に痛みや違和感は特にありませんでした。
トイレでゴムが取れなくてよかったです。
②痔瘻のシートン法のゴムが取れたらどうすればいいの?
痔瘻のシートン法用のゴムは、切れずに脱落しないといけません。
まれに途中でゴムが切れてしまう場合もあるようです。その場合は、まだ痔瘻の瘻孔をゴムが切りとってない可能性もあり、再度ゴムを挿入しないといけないかもしれません。
だからゴムが脱落しても捨ててしまわないで、きちんと自分も確認したうえで、保存して医師に見せてください。また鮮明に写真を撮っておくことも必要です。
最終的な治療完了は医師が判断しますのでね。
ただ、この脱落後のゴム・・・
とても部屋の中には置いておけないので、保管場所は考えた方が良さそうです。
③痔瘻のシートン法のゴムが取れたらどんな感じ?
痔瘻のシートン法のゴムが取れると、とにかく天国です。
私は手術から約4ヶ月ぶりに仕事で動きまくりましたが、仕事終わりに、
と思えたことが本当に幸せでした。健康のありがたみをしみじみ感じて泣きそうでした。
この感動はシートン法で苦しんだ人にしかわからない感動です。
現在、シートン法にて苦しんでいる人は、思う存分、この時の幸せを噛み締めてくださいね(^_-)-☆
2、痔瘻のシートン法体験談chapter.10|完治後の生活や後遺症
①痔瘻のシートン法の完治後の生活は?
完治後は、本当に快調です。
普通の人にとっては当たり前の健康が、本当に神様から授かっているもののような感じに感じられます。
私の場合、完治後は、1カ月後に再度通院し、医師に肛門や痔瘻の状態を診てもらい、異常がなければそれで診察は終了でした。
本当に約6か月もの長い戦いでしたが、だいぶ時間をムダにしてしまいましたが、その分の解放感は例えようのないほどの感動でした。
②痔瘻のシートン法による後遺症はあった?
痔瘻の手術を受ける際に、医師からの説明で、何らかの後遺症が残る可能性があると言われます。
よくあるものに
・肛門の変形
・便漏れ
・肛門のかゆみ
・肛門からの出血
などがあるようです。
そして、私の場合は、
オナラが漏れるように出る
といった症状が残りました。
「プッ!」と出ないのです。
「ポコポコポコッ」と漏れるように出てきます。
手術後しばらくすれば治るのかな?と思いましたが、1年程度経過した今でも治っていません。
これはきっと肛門括約筋を傷つけてしまったことによる「肛門の変形」によるものなのでしょうね。
医師にも視てもらいましたが、見た目には、
でした。
残念ですが、便が漏れるわけではなく生活にはほぼ支障はないので、良しとしています。
3、痔瘻のシートン法体験談part.4 ~ゴム脱落と後遺症編~ のまとめ
痔瘻のシートン法のゴム脱落後は、とにかく、
・普通に座れる
・普通に歩ける
・普通にパンツが汚れない
・普通にお尻が拭ける
といったことに感謝しきりだと思います。
なにか辛いことがある度に、この『健康のありがたみ』を感じることが出来るのは、長く辛い治療があったためとも言えます。
そんな考え方が出来るようになったという点では、このシートン法での苦痛(苦行は?)の日々はムダではなかったのかもしれません。
だからと言って、決して再発はしたくありません。
本当に地獄のような辛すぎる日々でしたから。
ここまで私の『痔瘻のシートン法体験談』を読んで下さった皆様、長々とお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました。