
痔瘻(じろう)は手術しないで自然治癒するのか?薬で治ることはあるのか?
痔瘻や肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)になったことがある人なら、絶対に考えることですよね?
私は肛門周囲膿瘍を経て、痔瘻になり、最終的に「シートン法」という手術を受けて完治した者です。
その治療家庭の中で、自分が経験したことや医師から聞いた話などをもとに、
について書いていきたいと思います。
痔瘻の自然治癒を待つか?薬で治るのか?手術か?今まさに悩んでいる人は、是非、参考にしてくださいね。
この記事で得られる情報
・薬で治ることはあるのか?
目次
1、痔瘻(じろう)が自然治癒(手術しないで治った!?)ってホント?
①痔瘻(じろう)は自然治癒する(手術しないで治る)ことがある?
という問題は、痔瘻になったことがある人なら確実に考えますよね?
結論から言うと、私を担当してくれていた医師の話ですが、
だそうです。
このように、「治る」と表現するのが正しいのかは知りませんが、直腸あたりと身体の外をつないでいた痔瘻のトンネルがふさがってしまう人は一定数いるそうです。
しかし、やはり割合は少ないそうですね。
②肛門周囲膿瘍(こうもんしゅういのうよう)は自然治癒することがある?
肛門周囲膿瘍とは、痔瘻の人がだいたい通る道で、肛門周囲にできるしこりのようなものです。
膿(うみ)のたまり場になっていて、イッタイんですよね?高熱が出る場合もあります。
この肛門周囲膿瘍も自然治癒するのか?と言えば、
ということみたいです。
思い返せば、私も小学生の頃に、肛門の後ろあたりにしこりがあり、痛いことが気になっていましたが恥ずかしくて親に言えず、そのまま放置していたら勝手にしこりが消えていたなんてことがありました。
ひょっとしたら、そこから痔瘻の予兆は始まっていたのかもしれません。
しかし、今回の私の痔瘻のケースでは、肛門周囲膿瘍がもうスムーズに歩けないほどに痛くてどうしようもなくて、すぐに病院へ行き、しこりを切開して膿を出してもらいました。
そして、
となってしまったのですね。
③痔瘻(じろう)は自然治癒を待っていたほうがいい?
痔瘻は自然治癒を待っていたほうがいいのかどうか、私も悩んだことがあります。
肛門周囲膿瘍を経て、晴れて?痔瘻となった私は、医師からこう告げられます。
と。
しかし、事前に色々と情報収集していた私は、
という文章が頭から離れませんでした。
そんな私は、
と手術を受けることになりました。
2、痔瘻(じろう)は薬で治る!?てホント?
①痔瘻(じろう)は薬で治ることがある?
基本的に、痔瘻に対する薬はないようです。
ただ、先述しましたように、まれに痔瘻のトンネルがふさがる場合があるようです。
その際、細菌などの成長を阻止するために、抗生物質などが投与されることもありようです。
だから、薬が直接痔瘻に効いているわけではないようですね。
②痔瘻(じろう)を治す方法は他にはないの?
という見解がほとんどのようです。
だから、痔瘻の治療としては、手術が主流となっています。
入院での手術や日帰りの手術など様々ですが、響きとしては、『日帰り手術』が簡単そうでいいですよね?
私も安易な気持ちで日帰り手術を行っているクリニックを選びました。
私の場合は、『シートン法』という手術を受け、なかなかまれに見る悲劇を味わいましたので、その時の詳細を記事に書いております。
よろしければ参考になさってくださいね。
3、まとめ
痔瘻は自然治癒するのか?薬で治ることもあるのか?について書いてきましたが、結論とすれば、
「痔瘻のトンネルがふさがることもあるが、確率は少ない」
ということですね。
大して生活への支障がなかったり、命の危険につながらなかったりした場合には、私も自然治癒の可能性を探ったのかもしれません。
しかし、痔瘻になった際には、
💀オナラの際に痔瘻のトンネルに圧力がかかって痛い。
💀膿(うみ)が漏れてパンツやズボンまで汚れ、とにかく臭い
などの悩みに毎日付き合わないといけません。
こんな悩みに振り回されるくらいなら・・・と私はすぐに手術を選択しました。
私は『シートン法』という手術を受け、運悪く、100人に1人くらいの確率と言われるほどの悲惨な目に合ってしまいましたが、完治した今となっては、手術を受けて良かったなと思っています。
と悩まれている人には、もちろん医師との相談のもとで決めるべきですが、個人的には手術をおススメします。
私が『肛門周囲膿瘍』になってから『痔瘻』になり、手術を経て完治した現在に至るまでの過程を詳細に記事にしています。
よろしければご覧になってくださいね。