
専業主婦の妻についイライラとしてしまったことって、世の中の仕事に真面目な旦那さんは多いのではないでしょうか?
言葉に出さずとも、
などと、自分のしんどさと妻とを比較して見てしまう事ってないでしょうか?
この記事では、そんな思考にさいなまれてしまって、奥さんと無駄な口論をしなくて済むための発想の一つ「専業主婦の仕事の年収換算」について書いていきます。
目次
専業主婦の妻にイライラしなくて済む方法|専業主婦の仕事を「年収換算」
専業主婦の仕事を「金額」で計ると?
専業主婦の仕事を年収で換算してみたら、いくらになるかご存知でしょうか?
別に正解があるわけではありません。
私が初めてこの「専業主婦の仕事の年収換算」の概念を知ったのは、新聞記事でした。
その後、色々とインターネットで情報を調べましたが、
専業主婦の仕事を年収換算すると、約500万円弱
といったところが多かったです。
正直、私の最初の感想は

でした。
一般的なサラリーマンの年収を上回っていますよね。
問題は「労働対価」で表せないこと?
専業主婦の仕事は、目に見える「労働対価」がないというポイントが、世の家事・育児に勤しむ女性たちを苦しめていると言えます。
これは、エリート官僚や大企業に勤めるようなエリートビジネスマンには理解しがたいことかもしれません。
しかし、例えば「3K」と呼ばれるような職場で働いている場合、少しは共感できる部分があるのではないでしょうか。
専業主婦の気持ちが理解しやすい職業とは?
強いて言うなら、介護士さんは「3K」と呼ばれる仕事の代表格です。
通常「3K」とは、以下の3つのことを言います。
❶きつい
❷きたない
❸危険
しかし、介護業界で言われる「3K」とは、以下の3つのことを指すことが有名です。
❶きつい
❷きたない
❸給料安い
感染症をもらいやすいといった特性を考えると、「危険」もあっていいと思います。
もう「4K」です。
つまり、「介護」という仕事が「3K」と呼ばれているのに「給料安い」といったように評価されないのは、上で書いた「労働対価で表しにくい」といった問題があると思われます。
「介護」という仕事を細分化すると、内容的には「家事」「育児」と似ている要素があります。
だからこそ、専業主婦と同じく介護士さんも社会的な評価が低いのでしょうね。
そして、だからこそ、家事・育児に苦しむ専業主婦の方の気持ちは比較的容易に理解できるのではないか?と思われます。
専業主婦の妻にイライラしなくて済む方法|妻に「年収換算」の考え方を伝えてみましょう
この「専業主婦の仕事の年収換算」という発想を初めて知った当時、この話を私は妻にすぐに話しました。

と半分冗談混じりに妻に話しました。
すると、意外や意外、その後に妻から返ってきた反応は、

だったのです。
専業主婦の妻にイライラしなくて済む方法|大切なことは「男女の違い」の理解
女性のホンネとは?

と言う家事・育児に勤しむ専業主婦は多いです。
しかし、

なんて心底思っている女性は、実際のところ少ないと思われます。
どうしようもない辛い気持ちをわかってもらえたら、男よりパワフルに頑張れるのが女性だと思います。
そして、辛すぎる時に思わず感情的になって、思ってもないヒドイ言葉を発してしまう傾向があるのも女性だと思います。
こういった性別による脳ミソの違いを理解することが大切だと思われます。
女性の敵は「理解のなさ」?

「旦那は何もしてくれない!」
と嘆く女性は、実際のところ旦那に何かして欲しいと思っているわけではない事が多いです。
男性は理論脳ですから、つい

などと、あたかも相手を思いやっているような「解決法」を言ってしまいますよね。
しかし、解決法を示すことは女性にとっては「思いやり」ではないのですね。
決定的な男女の違いとは?
男性が多く求めるのは「解決法」です。
しかし、女性が求めるのは「共感」です。

といったような事はよく聞きますよね。
本当にそれだけでケロッと元気になるのが女性の強さだと思います。
逆に男は「気持ちを理解してもらえただけ」では無理ですよね。解決しないといつまでもウジウジと考えてしまう人が多いのではないでしょうか。
女性リスペクトです(^_-)-☆
専業主婦の妻にイライラしなくて済む方法|まとめ
私はこの「専業主婦の仕事を年収換算する」という概念を知るまでは、正直、家事・育児を舐めている部分がありました。
自分も結構家事や育児をしているのにも関わらずです。
つまり、自分が介護士の仕事をしている自分のことを低評価していたことになります。
なぜ、そんな自虐的なことしてしまっていたのか。
でも、この「数値化」するという概念を知ってからは、物の見方が大きく変わりました。
仕事でのプレゼンでも同じですが、わかりやすい数値があれば具体性がグッと増します。
相対的に価値を計る場合には、数値化は必ず必要です。
家事であれ育児であれ介護であれ、どんな仕事でも社会的な価値を高めようと思ったら、数値化して物事を見ていくという発想はとても重要だなと思っています。