
今回は、家庭学習ネタシリーズの小4『理科』編です。
『理科』って興味を持つor持たないで、その後の学力が大きく開く科目でもありますよね?
だからこそ、家庭でも、
と思うのが親心ではないでしょうか?
この記事では、家庭学習で小4の『理科』を楽しく教える方法について書いていきます。
仕事であまり子供と関われない父親だからこそ、もってこいの一石二鳥な方法なので、是非チェックしてくださいネ♪
この記事で得られる情報
目次
【家庭学習ネタ】小4理科をカシコく学ぶための準備| 小4は何を学ぶのか?を理解することがスタート
家庭学習で小4理科をカシコく学ぶための準備~その①|カリキュラムを把握する
学校教育にはカリキュラムというのが存在しますよね。
という学ぶ内容のことですよね。
この年間のカリキュラムの全体像を、ある程度把握することが始まりです。
何も難しいコトはありません。
子供たちの教科書をサラッと目を通せば理解できます。
家庭学習で小4理科をカシコく学ぶための準備~その②|カリキュラムの中からポイントを抽出する
小4の理科では以下のようなカリキュラムに沿って学んでいきます。
小4理科のカリキュラム
✅天気と1日の気温
✅地面を流れる水のゆくえ
✅電気のはたらき
✅夏の生き物
✅夏の夜空
✅月や星の動き
✅とじこめた空気や水
✅ヒトの体のつくりと運動
✅ものの温度と体積
✅秋の生き物
✅冬の星空
✅冬の生き物
✅ものの温まり方
✅水のすがた
✅水のゆくえ
✅生き物の1年間
このように季節やカテゴリーによって多岐にわかれていたりします。
これでは、教えることも多くなり、親が教えるのも大変です。
だから合理的に教える方法を見つけます。
これらをギュッと圧縮すると、
小4理科のカリキュラム(圧縮版)
✅水(変化や動き方)
✅空(太陽や星、天気、空気)
✅電気
に集約されます。
これらの基本的なことを教えればいいわけです。
具体的な方法は次項以降で説明していきます。
家庭学習で小4理科をカシコく学ぶための準備~その③|体験型学習を一つでいいから取り入れる
理科という授業は、一番『体験型学習』を取り入れやすく、また体験型学習で学ぶ場合とそうでない場合において、その理解度に一番雲泥の差が出る性格も持っています。
だからこそ、必ず『体験型学習』は一つは取り入れるほうがいいでしょう。
わたしが実際にやってみておススメな体験型学習については、下記で説明していきます。
【家庭学習ネタ】小4理科をカシコく学ぶための方法例| こどもと一緒に「野菜や花を育てる」
家庭学習で「野菜や花を育てるメリット」~その①|植物の生長の仕方が一目でわかる
学習メリットの数NO.1!の野菜栽培
野菜や花を実際に畑やプランターなどで栽培すると、その生長の仕方が一目で理解できます。
と実物に触れながらカラダで覚えることがデキます。
野菜や花は実際に何を植えたらいいの?
小学校4年生では、
✅ひょうたん
✅ゴーヤ(ツルレイシ)
などがおススメでしょう。
これらは全て「ウリ科」という科目の植物で、親づるよりも子づるや孫づるに実が多くなる特徴があります。
と実物を見て覚えるから一気に理解出来ます。
また、花の場合は、
✅ひまわり
✅マリーゴールド
などを植えるといいでしょう。
と体験で学ぶことがデキます。
他に家庭学習に最適なおススメの野菜は?
✅ナス
✅ピーマン
✅オクラ
これらは夏野菜で、ゴールデンウィークくらいに苗を植付ますので、新学年に進級した頃から計画していくとちょうどいいですね。
👆オクラの花です
親子一緒に体験するにはもってこいの教材です。
ベランダでもプランターを使って充分育てられますしね。
夏野菜で子供と一緒に料理も楽しめます♪
家庭学習で「野菜や花を育てるメリット」~その②|季節の生き物を見ることがデキる
小4理科では、「季節の生き物」の中に『虫』の話も出てきます。
そして、野菜は花を栽培していると、自然と虫たちが寄ってきます。
小4理科でも登場する、ナナホシテントウムシやみつばち、モンシロチョウなどもよく見かけます。
モンシロチョウの幼虫「あおむし」などは、アブラナ科の植物にばかり寄っていくのでおもしろいですよ。
アブラナ科の野菜たち
✅ブロッコリ
✅チンゲンサイ
✅ダイコン
✅はくさい
など
また、虫たちが授粉の仕事をしてくれているんだな~って感じることがデキて、自然の摂理に感動しますよ。
家庭学習で「野菜や花を育てるメリット」~その②|水の動きが学べる
小4では、水と土の関係や水の動きを学んだりします。
みたいなお話です。
野菜の栽培には、適度な水持ちと水はけが重要になってきます。
粘土質であったりカチカチであったりすると、野菜も水分補給ができなかったり呼吸が出来なかったりするわけですね。
そのために土を堆肥(たいひ)などと混ぜてフカフカにしてあげないといけません。
水やりをした後も
といったような事も、野菜づくりから学べます。
家庭学習で「野菜や花を育てるメリット」~その③|太陽の動きを学べる
小4の理科では、太陽や月の動きなども学びます。
などと思うかもしれませんが、野菜の生育には、日光が欠かせません。
(厳密には日陰を好む野菜もいるのですが)
特にトマトなどの夏野菜は、日光を浴びないと、あの綺麗な赤色が出てきません。
その為に、もう光合成の役目を終えた葉っぱなどは切り落としていき、トマトの実にたっぷりと日光が当たるようにしてやらないといけません。
だから、苗を植える段階から日当たりや太陽の動きのルートを計算しておかないといけないんですね。
またトマトは花が咲いている方向に実がなるので、花が咲いている方を日当たりの良い方向に向けて苗を植えるなどします。
夏野菜の苗を植える時に、空を指差しながら、
と話してあげると、子供たちも
と理解してくれます。
【家庭学習ネタ】小4理科をカシコく学ぶための方法例| こどもと一緒に「空を眺める」
【家庭学習ネタ】小4理科| 夜空を眺めることの貴重さ
「夜空を眺める」って、なぜ家庭学習において貴重なのかと言いますと、
学校では絶対に出来ないコト
だからです。
そりゃそうです。小学生は夜に学校へ行きませんからね。
だからこそ、家庭学習において、もっとも取り上げてあげたい経験なのです。
また、本に平面的に書いてある星や星座の表って理解しづらいんですよね。
この問題も実際の夜空を眺めながら教えてあげると、簡単にクリアできます。
ロマンチックですよね。子供と一緒にゆっくり夜空を眺めるって、とってもいい思い出になりますよ。
【家庭学習ネタ】小4理科| じつは昼の空を眺める事も大切
小4理科では、地球と月と太陽の関係などを学んだりします。
だから、昼間の空を眺めると、
といった発見もあります。
こんな疑問から地球と月と太陽の関係などを説明していくと理解しやすいですね。
【家庭学習ネタ】小4理科| やみつきになる!?天体の体験型学習
天体の学習には、泊りがけで天文台などに行くことを是非おススメします。
天文台はただでさえ、星が多くはっきり見える所に建てられていることが多いです。
そして、一般人では買うことがデキないとてつもなく巨大な望遠鏡で、何億光年先の星たちが見られます。
それだけで魅力だらけです。
星座早見表を見ながら、子供とゆっくり実際の夜空を眺めながら、
なんて覚えていくと、一生忘れないかもしれませんよ♪
【家庭学習ネタ】小4理科を楽しく学ぶための方法例| 電池で工作をする
小学校4年生では、「直列つなぎ」や「並列つなぎ」で、電球の光り方がどう変わるか?などを学びます。
これには電気回路キットなどが比較的に手に入りやすい金額で売っていますので、実際に購入して実験してみると良いでしょうね。
わたしもやってみるつもりですが、実際に取り入れたらここにアップしたいと思います。
【家庭学習ネタ】小4理科をカシコく楽しく学ぶ| まとめ
まとめですが、小4理科をカシコク楽しく学ぶには、
✅カリキュラムに沿った学びで家で出来る事を考える
✅体験型学習を取り入れる
という手順を踏めば簡単に出来ます。
そして、小4理科の教育カリキュラムとは凝縮すると以下のようなものです。
✅水(変化や動き方)
✅空(太陽や星、天気、空気)
✅電気
これらのテーマは生活の中で密接に絡み合っていますので、この記事で書いてきたように、野菜や花を植えると、一気に「植物や虫、水の動き方や太陽の動き、空気の温度」などは学べます。
合理的な発想で、体験型で楽しく子供と一緒に学ぶことは、忙しいお父さんにとっては、とっても重要なことだと思います。
是非、参考にしてくださいネ♪