
子供が興味を持つように、親が何かを教えるって、とっても難しいですよね。
この記事は、おうちで親が子供にしてあげられる家庭学習について、アイデアを求める親御さんのために書いています。
今回のテーマは、小学「図画・工作」編です。
いわゆる、「図工(ずこう)」というやつですね。
我が家では、今回のコロナによる休校措置になってから、『おうち学校』と題して、おうちで親が授業をする方法をとりました。
『おうち学校』の詳細については、以下の記事をご覧になってくださいね。
『おうち学校』の時間割ボードの作成
❶『おうち学校の』時間割ボードとは?
わが家の『おうち学校』の時間割ボードとは、以下の画像のようなものです。
おうちで授業をする際は、いつもこの時間割ボードを使って子供たちに受けたい科目を決めさせます。
(パパが変更する時も多いですが(笑))
この時間割ボードも最初は私がサッと書いただけのこのような状態でした。
この状態から、子供たちに綺麗に作っていってもらいます。
その製作過程で、時間を決めて、『パソコン』『図画・工作』という授業形式でやっていくということです。
❷各科目のプレートのデザインをする【図画】
この各科目のプレートのデザインに関しては、『パソコン』の授業で行います。
デザインといっても、MicrosoftのWordを使っているだけですが、これで充分です♪(;^ω^)
この授業により、パソコンの基本的な操作やショートカットなども覚えていきます。
❸各科目のプレートをつくる【工作】
『パソコン』の授業でデザインが完成した各科目のプレートを印刷し、ダンボール紙に貼り付け、そして、切っていきます。
これで、時間割ボードの科目プレートは出来上がっていきます。
『保健』の授業で使う「歯の模型」づくり
私は『保健』の授業において、適切な歯磨きの仕方などを子供たちに教えたかったので、この模型を作りました。
本当はよく歯医者さんにあるような模型が欲しかったのですが、なにせ高額なため、手作りに決めました(;^ω^)
なんと、この歯の模型、かかった費用は、たったの110円で~す(*´▽`*)
では作る手順に入っていきます。
❶準備だけはパパがします
歯ぐきの模型型づくり【パパ】
まずは、以下のような歯ぐきの模型型を作ります。
『パソコン』の授業にて子供たちに作ってもらおうと思いましたが、ちょっと難しかったので、ここだけは私がしました。
そして、以下のようにダンボール紙に貼り付けた状態で、子供たちに渡します。
歯の部品づくり【パパ】
また、歯の部品も細かい作業なので、私がしました。
使う材料としては、100均で買ったこのメラミンスポンジです。
これに両面テープを貼って、ちょうどいい歯のサイズに切っていきます。
でも、これが結構ムズカシイ・・・💦
もう少し固めの材料のほうがいいかもしれないです(;^ω^)
❷「歯ぐきの模型」の型抜き【工作】
歯ぐきの模型型は子供たちが切っていきます。
ハサミでチョキチョキ♪
ダンボール紙をハサミで切るのは結構力が必要で、子供には大変な作業です💦
切れました♪
❸「歯ぐきの模型」の組み立て【工作】
次は組み立てていきます♪
綺麗に折って、セロテープで止めて♪ここもダンボール紙なので、結構うまく丸くならず、難しいです。
次は、歯ぐきに歯を付けていきます♪
最期に上あごと下あごを連結させます。
協力してテープ固定していきます。
はい出来上がり♪
思っていたより、結構リアルに仕上がりました。ちょっと怖いかも・・・(;^ω^)
ちょっと歯並びが荒れているところがいい感じです♪
舌やのどちんこもあります♪
これで後日、『保健』の授業で歯についての話や、歯磨き指導をしま~す♪
『理科』の授業でも使えそうですね♪
やってて思いましたが、子供たち自身が教材を作るって、意外にいいことかも?って思いました。
自分たちの畑の看板を作ります♪
『おうち学校』では、理科の授業で、畑に野菜を植えたり花を育てたりします。
だから、子供たちに愛着を持ってもらうためにも、かわいい看板を作成していきます。
❶看板のデザインを考えます【図画】
まず、デザインの構想を練らないといけないのですが、私は以下のような用紙をつくり、子供たちにデザインを考えさせました。
❷D.I.Yで看板をつくります【工作】
デザインがある程度決まったところで、次は看板の製作にかかります♪
以前、娘のままごとキッチンをつくった際の余りのワンバイフォー材があったので、それを使います。
適度な寸法に決めて、子供たちと一緒に木材を切っていきます。
ジグソーという電動ノコギリで切っていきますが、やはり子供たちにはちょっと怖いようですね(;^ω^)
あと、ここは完全にパパの趣味ですが、角を綺麗に仕上げるためにトリマーなんかもつかっちゃいます♪
適当にやっちゃいましたが、面取りをしてかっこよくなったでしょ?(;^ω^)
最終的にはこんな感じの状態になります。絵を描くのが楽しみですね♪
❸アクリル絵の具で絵を描きます【図画】
屋外になるので、絵の具は水彩絵の具ではなく、固まると水に溶けにくいアクリル絵の具を使います。
子供たちに、自分たちで考えたデザインのように描いてもらいます。
👇アクリル絵の具でヌリヌリしま~す♪
👇完成でーす♪(とのことです♪)
👇そして、看板の絵の具が完全に乾いたら、畑に打ち込みで~す♪
👇こんな感じで~す♪
その他
まだ取り掛かれていないですが、以下のようなことも今後やってみようと思っています。
❶レストランごっこのメニュー表とお金
子供たちは、よく、ままごとキッチンでレストランごっこをしています。
と店員さんに成りすました娘がメニューを聞きに来てくれます。
この時のメニュー表やお金を、今後、子供たち自身でパソコンでデザインして作成してもらおうと思っています。
❷ひょうたんアート
おうち学校の『理科』の授業で、ひょうたんを栽培しているので、上手く育ったら、収穫したひょうたんにアクリル絵の具で絵を描いて、置物などにする予定です。
❸ヘチマたわしづくり
こちらも、おうち学校の『理科』の授業でヘチマを栽培しているので、上手く育ったら、ヘチマでたわしを作ってみようと思っています。
まとめ
私は、今回のコロナで子供たちの学校が休校になってから、妙な危機感を感じました。
それは、
ということでした。
これは本当に読みが当たりました。
だからこそ、私は頭をすぐに切り替えて、出来る限りの時間を子供たちの教育に費やすことにしました。
子供が興味を持つように親が教えるって、ほんっと~~~に大変です。
先生の大変さが身に染みて感じました(;^ω^)
しかし、こんな機会があったからこそ、
「前はこんなに子供たちの人生に関わることはなかったな・・・。」
「ただ一緒に遊ぶだけでは味わえない感動があるんだな・・・。」
と今はしみじみ実感しています。
本当にやってよかったと感じます。
きっと子供たちにとっても私にとっても、一生の宝物になると思っています。
と思っていらっしゃる親御さんは、別に休校措置が解けても、休みの日にでも何かしてあげてみて下さいね。
このブログが参考になれば幸いです。