
「子供が学習に興味を持つように教える」
って、とっても難しいですよね。
小学生の子どもさんをお持ちの親御さんは、みなさん何かしら悩まれていることと思います。
この記事は、おうちで親が子供にしてあげられる家庭学習について、アイデアを求める親御さんのために書いています。
今回のテーマは、『算数』編です。
我が家では、今回のコロナによる休校措置になってから、『おうち学校』と題して、おうちで親が授業をする方法をとりました。
『おうち学校』については、以下の記事をご覧になってくださいね。
目次
『算数』の授業はどんなことしてる?
❶ホワイトボードでの『算数』の授業とは?
我が家では、『おうち学校』と称して、ホワイトボードシートを使用して、子供たちに勉強を教えています。
その中では、学年に合わせた内容をするわけですが、同時に違う学年の授業をするのはとっても難しい(;^ω^)
だから、学年が違っても楽しめるクイズ形式の問題をよく出します。
すると、子供たちも退屈せずに結構食いついてくれますよ♪
❷体験型学習での『算数』の授業とは?
体験型学習とは、紙の上に書かれていることを実際に体験してみることです。
理科の授業などでは、実際に実験や栽培などが出来るので、わかりやすいですよね。
しかし、算数の体験型学習はイメージがつきにくいですよね。
以下の項目にて一部を説明させて頂きます。
❸日常の遊びでの『算数』の授業とは?
こちらも以下の項目にて説明させて頂きますが、日常の遊びの中には、「算数」を使う場面は、ゴロゴロとあるわけです。
だから、「遊び」というイメージだけでとらえないことだ大切です。
私たちは子供の頃から、「国語」「算数」「理科」「社会」などと、部分から入る学習で教えられてきました。
だからこそ、全体が見えず、ささいな物事や「遊び」の中に、学びを見いだせなかったりします。
私は、ここは日本教育のダメなところだと思っています。
関連記事:コロナにウイルス騒動を利用して教えられる小学生の学習とは?(記事作成中)
親でも出来る『算数』の体験型学習は?
❶体験型学習の大切さとは?
私たちは、ずっと紙の上で勉強をしてきました。
だから、どうしても2次元で物事を考えてしまいます。
私は過去に建築設計の仕事をしていた時に、上司から
とよく聞かれていました。
その大切さは本当によくわかります。
手術をするお医者さんでも同じです。平面では出来ません。
そもそも、この世の中の物は、時の流れを無視すれば、3次元で出来ているのですから、立体で考えるべきなのです。
この「立体で物事をとらえる」脳を育むには、体験型学習が本当に欠かせないと思います。
❷体験型学習にもってこいの「見取図」と「展開図」問題
例えば以下のサイトにあるような問題などは体験型学習にもってこいです。
子供たちに実際にダンボール紙などを切って展開図を作って考えさせています。
❸改めて思う「体験型学習」の大切さとは?
私は子供の頃、箱を切った「展開図」などは1つだけだと思っていました。
しかし、実際に工夫して切ってみると、展開図は別の形になったりするんですよね。
その瞬間、
「じゃ、こうやったらどうだろう?」
「これは?どうだ?」
と他にも方法を探り出すのです。
1つの答えしかないと思いこんでいた脳に、「別の答えがある!」と光を当てることの大切さって、誰しもわかりますよね?
日常の遊びから『算数』を学ぶ
❶レストランごっこ
我が家では、子供たちが「ままごとキッチン」を使って、よくレストランごっこをしています。
と、メニューを聞きに来てくれて、メニュー表を見ながら私が注文すると、
👇子供たちの手作りメニュー表(こちらもいずれ『パソコン』の授業でキレイに作ってみたいと思います)
と、実際の店員さんになり切って言っています。
そして、注文したご飯が届いて食べ終わると、精算が待っています。
おもちゃのお金や、子供たちが紙で作ったお金で精算をするのですが、ここで、結構難解な計算をしています(;^ω^)
❷上手にお買い物体験
我が家ではスーパーやコンビニに買い物に行った際、子供たちにおやつを買う時は、自分達で計算させています。
その時に渡す金額は都度変わるのですが、300円なら300円を渡し、
と指令を出します(^_-)
こっちの商品を手にとっては、あっちの商品も手に取り、金額を見ては、
と、ブツブツ独り言を言ってかなり考えています(;^ω^)
❸人生ゲーム
我が家では、おうち学校の『特別授業』として、ゲームをしたりします。
もちろん、スマホゲームやTVゲームといった類のゲームではなく、ボードゲームを使用します。
その中で、人生ゲームもするのですが、結構『算数』の勉強になったりもします。
関連記事:おうちで授業『特別授業』編!父親でも出来る小学生の家庭学習とは?【休校対策】(記事作成中)
まとめ
「算数」の学習と聞くと、ついつい計算問題ばかりが頭に浮かんでしまいます。
しかし、計算問題などは、解き方を覚えたら、あとは反復練習するのみです。
親がわざわざ教える意味がありません。
だからこそ、親子で楽しめる要素が必要です。
先述しましたように、『算数』を使う場面などは、生活のあちこちに散らばっています。
『算数』という学問としての観点から発想するのではなく、『生活』という観点から見ていくと、色々な発想が出てきやすいと思われますよ♪