PTA会長の仕事内容や注意点は?後悔しないように知っておきましょう!
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子どもを持ち、幼稚園やこども園などに子どもが通うようになると、親にのしかかってくる問題の一つが「PTA役員」の話ですよね。

たまにPTA活動大好きな人もおられますが、ほとんどの人は「出来たら避けたい・・・。」が本音だと思います。

そしてお父さん方はその役の中でも、会計や書記ではなく、一番大役の「PTA会長」という役が回ってくる可能性が高いですよね。

この記事では、突然PTA会長に選ばれてしまって、PTAの事を何も知らないままに1年を過ごし後悔してしまうことのないように、知っておいたほうが良いPTA会長の仕事や注意点について書いていきます。

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PTA会長の仕事その①】PTA役員さんのとりまとめ

運営委員会の進行ととりまとめ

PTA活動を進めるうえで、場所場所によって名称は違いますが、運営委員会といったものを開催することになります。

1~2カ月に1回といったところが妥当でしょうか。

いわば会社でいうところの運営に関する会議の事です。

先の予定の確認をしたり、行事の詳細を決めたり、役割を決めたり、出納の確認をしたり、色々な事を決める会議のようなものです。

他のお母さんで副会長のような存在がいてくれると、会長の代わりに進めてくれるお母さんがおられますが、全て任せてしまうわけにもいかないですよね。

PTA役員さんの人間関係のとりまとめ

「人間関係」と聞くと、「会社じゃないんだから・・・。」と思うところでもありますが、今どきこれが結構あったりします。

保護者同士や保護者と先生間で軋轢が生まれると、行事の進行にも支障が出たりします。

そんな時は場合によれば先生から相談が来たりもします。

特に来期の役員選出の『免除規定』についてはデリケートな話なので、慎重に扱うべきものでもあります。

PTA会長の注意すべきポイント①

『会長の権限をはき違える?』

たまに、PTA会長の「権限」というものをはき違える方もおられるそうです。

あくまでPTA会長はPTAという任意団体の長を選挙や推薦などによって任されているのみであり、自治会の長といったような存在です。

たまに錯覚される方がおられるようですが、決して「PTA会長は偉いわけではない」のです

つまり、行事やお金の全てを自分の独断で決められるような存在ではないのですね。

つまり、「オレの権限で決める!」というのはご法度と言えます。

そんなことをしていると、お母さま方から、かなりのヒンシュクを買うこと間違いなしです・・・。

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PTA会長の仕事その②】行事への出席や挨拶

【直接的】運動会や卒園式などの行事への出席と挨拶

こども園や幼稚園には、おなじみの行事が色々とあります。

その代表が、入園式や運動会、クリスマス会、卒園式などといったものです。

そういった行事において、PTA会長は、挨拶や祝辞などの役割が回ってきます。

苦手な人はこれが嫌ですよね。私も苦手でした(^^;)

【間接的?】PTA大会や評価委員会への出席

経験がないとあまり知られていないのが、PTA大会や研修会、評価委員会への出席といったものです。(所属する園によって数の多少は違います。)

私も経験するまでは全く知りませんでした。

そんなに数多くあるわけではありませんが、運営委員会などにも毎回参加している場合は、結構負担になってきます。

PTA会長が注意すべきポイント②

PTAの存在やあり方自体が疑問視されている時代です。

私個人としては、PTA大会や研修会などは、削減できるものは削減していくべきなんじゃないかなと思います。

こういった会への参加費用等もPTA会費を使って参加しているのが実情です。

政治と同じく、「本当に必要である物事にみんなのお金を使う」という感覚が必要になってくると思います。

たまに、「これって先生のためだけの会じゃないの?」といった会合に、保護者がプライベートの時間を割いて協力させられ、またPTA会費もその会に使っているなんて学校や園があることも聞きます。

参加する方も、忙しい中、仕方なく行かされる場合が多いと思います。

先生を含め、PTAの役員さんで年度の始めに話し合うほうがいいと思われます。

PTA会長の仕事その③】年間行事の立案や進行

何のためにPTA会長を引き受けるのか?

ここがメインと言うか、一番力を入れるべきところだと思います。

なぜならば、親子共に一番思い出に残るのはここだからです。

役員さんのとりまとめや各セレモニーなどへの参加も大切ではあります。

しかし、何よりも我が子のために「何かしてやれることはないか?」と思うからこそ、PTA会長という大役を引き受けられるのだと思います。

PTA役員の仕事の流れは自治会や自治体などと同じです

PTAはだいたいどこも「総会に始まり、総会に終わる」形式をとっています。

4月のPTA総会にて以下のような内容を話します。

PTA総会で話し合うこと
・年間の行事予定

・予算案

・新役員の紹介と承認

総会が終わり事業予定や予算、新役員がPTA会員さんに承認されると、その後1年を通して事業を進めます。

そして、翌年の4月のPTA総会にて決算報告をし、任期を終えるといった形式です。

決められた予算の中で、1年間をどういった内容にするかを決めて実行するというものです。

PTA役員は役割よりも思い出づくりに注力すべし?

PTA役員は、保護者や先生から頂いたPTA会費を元に、その使い道を決めて実行に移す役割を担っているわけですね。

つまり、政治家や自治体と同じように、誰の為にもなっていないようなお金の使い方だといけないわけなのです。

だから、そこに関わる人達全員に最高の1年間を過ごせるようにお金の使い道を考えることが最優先だと思われます。

また、自己犠牲の精神が強い人ほど、こういった役って回ってきたりしますよね。

でも特にPTA役員の人は自己犠牲精神は持たないようにしたほうがいいです。

役の仕事のために走り回りすぎて、子供の写真や動画が撮れなかったなんて最悪ですからね。むしろ自分達に特権を与えましょう。

PTA会長が注意すべきポイント③

こども園や幼稚園の懐事情って謎なところがありますよね。

「どこからか園持ちで、どこからかPTA持ち?」みたいな雰囲気ってありますよね?

またPTAってPTなわけですから、「teacher」も入っているのです。

つまり、先生も会費を払うシステムであるからこそ、微妙な所があります。

自分たちのことばかりにお金を使ってもいけないし、先生に迎合して、園寄りになってもいけないわけです。

企業の中間管理職の難しさも要求されます。

あくまで冷静に、言うべきところは言い、余計なことは言わない姿勢が大切です。

まとめ

おおまかにPTA会長の仕事を説明してきました。

PTA会長の主な仕事内容
①PTA役員さんのとりまとめ

②行事への出席や挨拶

③年間事業の進行

 

私は、全くPTA会長の仕事というものを理解せずにクジ引きでPTA会長になってしまいました。

そして引継ぎもろくにないままに、頼みの綱の先生も転勤で変わりと、全くの手探りでのスタートとなりました。

それでも1年間、「子供たちと最高の1年をつくる」という意識を持って取り組んだ結果、「本当にやってよかったな。」と思える1年となりました。

ただ、問題はなかったわけではないので、その問題を防ぐためにも、こういった前情報は必要だと思ったのでこうして記事にしています。

奇しくもPTA会長になってしまったあなた、必要な知識は仕入れて、子供と一緒に最高の1年にしてくださいね(^_-)-

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