PTA会長・役員の決め方で悩む前に考えたほうがいい3つのコトとは?
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保護者
「PTA会長や役員さんの決め方って悩みますよね~。」

保護者
「そうそう、PTAの仕事で役員決めは一番嫌なのよね~。」

PTA会長や役員さんの決め方って難しいですよね?別に会長さんに関わらず、来期のPTA役員さんを決めるのは難しいです。

なぜなら、

保護者
「出来ることならしたくない・・・。」

と思っている人がほとんどだからですよね。

「やりたくない。」と思っている人に「やってくれ。」なんて完全にLOSEーLOSEの関係ですよね。

だからこそ、もっと工夫していく必要があります。

この記事では、PTA会長の決め方のみならず、他のPTA役員や自治会の役員決めなどにも必要な考え方について触れていきます。

私は自身のPTA会長の経験に基づいてお話しますが、これからPTA会長や役員になる可能性も高い方も、是非参考にしてくださいネ。

この記事で得られる情報

PTA会長や役員さんの決め方で悩む前に絶対に考えたほうがいいこと

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PTA会長や役員さんの決め方で悩む前に考えたほうがいいこと

PTA会長や役員さんの決め方で悩む前に|「なぜPTA会長をやりたくないのか?」を深く考える

PTA会長を引き受けたくない理由として、パッと出てくるのは以下のようなものでしょうか。

✅会長としての責任

✅行事のたびに大勢の前での挨拶

✅母親ばかりの中に男一人?

これらの理由を見ただけでも、大半の働くお父さんがたは敬遠したいですよね。

PTA会長の決め方で悩む前に|「みんな嫌々やっている」的思考を排除

私は過去に、前PTA会長より、

「来期、PTA会長をして欲しいんですが。」

と言われ、仕事を理由に断り通した事があります。

なにせ当時はその2年前に別の学校でPTA会長をしたばかりでしたので。

わたし
「え?またあんなにしんどい思いするの?」

とカラダは拒否反応を起こしていました。

その時に当時の会長さんから言われたのは、

「みなさん、仕事を理由にそう言われるんです。」

「でも同じ条件ですからね~。」

といったような内容でした。

仕方ないとは言え、

わたし
「みな嫌々やってる事を、誰が素直に引き受けるの!?」「みな嫌々やってる事を、誰が素直に引き受けるの!?」

わたし
「拒否する権利くらいあるでしょふつう!?」

と思った次第でした。

前PTA会長
「嫌だと思うけどお願いします。」

の姿勢は民主主義の世の中においてはよろしくないですよね。

 

PTA会長の決め方で悩む前に|「それなら引き受けよう」と思わせるポイント

PTA会長という仕事は、ほとんどの人が敬遠します。そりゃそうです。

だからこそ、

「それなら、1年だけだし、引き受けてみるか。」

と思ってもらえるような工夫が必要なのです。

その為には、以下のような事は最低限に頭に入れて行動に移すべきだと思われます。

✅仕事内容の明文化と事前伝達

✅裁量権の設定

✅仕事のスリム化

以下でこれらのポイントを具体的に書いていきます。

このポイントは、PTA会長に限らず、他のPTA役員さんの仕事においても同じことです。

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PTA会長や役員さんの決め方で悩む前にしたほうがいいこと|仕事内容の明文化

PTA会長の決め方のセオリー?

PTA会長の決め方って色々あれど、似ているところが多いのではないでしょうか。

私は過去に2度オファーが来ましたが、2回とも、いきなり電話がかかってきて、

前PTA会長
「PTA会長をして欲しいんですが」

といきなり言われたのです。

「えっ?仕事内容も知らされていないのに、いきなりですか!?」

といったような所がよくあるPTAのセオリーではないでしょうか?

未知のことを振られる恐怖を考える

いくら任意団体といえど、その組織の「長」ですから、いきなり依頼されたら普通は抵抗感ありますよね。

保護者はみな、

保護者
「子供たちのためだ・・・仕方ない。頑張るか。」

と思って、しんどい仕事でも引き受けている方が多いはずです。

私もそうでした。

結果論で言えば、子供たちと良い思い出が作れ、いい経験になったなと思いましたが、もう一度やれるかと言えば、

わたし
「2回目はもう、いいかな・・・。」

です。

私の場合は、PTA会長の仕事の詳しい内容も知らされないまま、そして人数の都合から前任者が組織の形態も勝手に変えているという事態もありました。

手探りでやっていったため、本当に大変でした。

PTAってそんな人間関係のしがらみもありますものね。

明文化した仕事内容を事前に渡し裁量権を与えてあげる

PTAの仕事の多くは、だいたい例年どおり同じ内容で進められます。

だから、仕事内容なんてほぼわかっているのです。

しかし、

前PTA会長
「PTA会長をしてくれませんか?」

といきなり来るのです。

自分が言われる立場なら、

わたし
「ちょっと順序が違いません?」

と思わないでしょうか?

私の場合は、PTA会長のオファーを断った時、前任者から、

前PTA会長
「ワタシでもデキましたから大丈夫ですよ。そんなに仕事ないですし。ハハハッ。」

などと言われました。

こういった言い方は正直、大役をしてもらう相手の人に対しては失礼ですよね。

PTA会長の仕事内容は、会則などでも良いですが、明文化して事前に知らせてあげる方が絶対にいいです。

そして、その仕事内容についても、

「この仕事イヤだな~・・・無くせないかな~。」

といった内容のものは、ある程度の裁量権を与えてあげるべきです。

裁量権については次項で説明します。

PTA会長や役員さんの決め方で悩む前にしたほうがいいこと|裁量権の設定

PTA会長を含め、PTAの役員決めで苦労するポイントの代表格は、

「例年どおり」を踏襲しようとするから

なのです。

だから、PTAにおいてあやふやになっている裁量権を与え、行使していく必要があります。

ここでは一例をあげますが、PTA会長を引き受けたくない理由として、上で挙げた内容は以下のようなものでした。

✅会長としての責任

✅行事のたびに大勢の前での挨拶

✅母親ばかりの中に男一人?

これらに対して裁量権を与えると以下のようになります。

与えるべき裁量権①|運営体制のあり方

「どうしよう、PTA会長に選ばれちゃったよ~。」

「でもオレの仕事、週休2日でもないし、残業も多いし、正直キッツイんだよな~。」

そんな人もおられることでしょう。

そんな場合は、例えば、日本の政治体制である『立憲君主制』のような体制をとってみるのもいいかもしれません。

基本は、お母さんがたに決めてもらって、会長である自分は承認するという形です。

しかし、この体制は、最初から何の取り決めも交わさずにやっていくと

保護者
「あの会長なにも仕事しないね・・・。」

と、非難を浴びてしまいますので、新しい役員体制の最初で決めておくべきです。

そんな運営体制を決める裁量権を、PTA会長はじめ役員さんにももちろん与えるべきだと思います。

 

与えるべき裁量権②|仕事内容の変更

PTA会長は、行事あるごとに大勢の前で挨拶をすることになります。

私も経験したのは、幼稚園・こども園でありますと、

✅入園式
✅お楽しみ会
✅生活発表会
✅運動会
✅クリスマス会
✅卒園式
などなど・・・

本当に多くの場面で、挨拶文を考え、挨拶をしないといけません。仕事もそれに合わせて休まないといけません。

もちろん、こららの行事以外にも、定例の役員会などが毎月のようにあるわけです。

全てに参加することはもちろん出来ません。

だからこそ、

わたし
「PTA会長の挨拶って本当に必要!?」

わたし
「するorしない」の裁量権は与えてあげるべきでは?

と私は思っています。

実際に、入学式や卒業式でさえも、PTA会長の挨拶がない学校などもあります

仕事を意識的にスリム化していかないと、私のように

わたし
「何も知らずに引き受けたけど、こんなに大変なら、もうしたくないな。」

と思う人が増えていくはずです。

最近ではPTAをなくす動きも出てきており、実際にPTAがない学校などもあるようです。

しかし、私はPTAという形ではなくても、保護者の会のようなものは必要だと思う派の人間です。

だからこそ、PTA会長やPTA役員の仕事を、

「やりたくない。」

となってしまう現象を減らす努力が必要だと思っています。

TA会長の決め方で悩む前にしたほうがいいこと|スリム化

PTAの仕事を1年通してやっていくと、

PTA役員
「これ、別にいらないんじゃない?」

といった仕事もたくさん見えてきます。

そういったものは後任者のために、どんどんスリムにしてあげましょう。

例えば、

Aの学校では、

会計さんの持つ資料
・帳簿用のノート1冊
・領収書用のファイル1冊

といったような簡素な感じに対して、

Bの学校では、

会計さんの持つ資料
・帳簿用のノートが3冊
・極太のリングファイルが3冊
・その他資料が多数

といったような違いがありました。

PTAは、あくまで任意団体なわけで、企業ではありません。

動くお金の金額もしれています。監査もせいぜい先生や保護者です。

なのですが、

「国税庁でも調べにくるの?」

と言わんばかりに膨大な資料をいつも用意しているようなPTAの役員なら、誰しもしたくないでしょう(;^ω^)

わかりやすく、簡潔に、簡単に、どんどんスリム化してあげましょう。

PTA会長の決め方で悩む前に考えたほうがいいこと|まとめ

PTA会長の決め方で悩む前に考えたほうがいいこととして、後任者の為に、以下のような事に取り組むべきであると述べてきました。

✅仕事内容の明文化と事前伝達

✅裁量権の設定

✅仕事のスリム化

スケールの大きな話になりますが、日本国憲法には、天皇の仕事の範囲が明記されています。その範囲を超える責務や権限などはないということです。

PTAにおいても、別に会則でなくてもよいですが、PTA会長の仕事のみならず役員さんの仕事は、書面に明記すべきであると思います。

そして、次期候補者の方に仕事内容をしっかりと吟味してもらうのが民主主義のやり方だと思われます。

前任者と後任者が、まるで衆参両院のような機能を有し、相談して仕事内容を調整すれば良いと思われます。

PTAにしろ、住む地域の自治会にしろ、人数や価値観に合わせて変容していくべきであり、いつまでも昔のやり方を踏襲していては、せっかくの団体もいつか急激に破綻する時がくるでしょう。

そうなる前に、自ら変化していきましょう。

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